A・B「どうもー」
A「いやー、聞いて聞いて。こう見えても僕、料理人を目指しているんですよね」
B「へえー、初耳だね。でも料理が出来る男はモテるっていうしね」
A「そうなんだよ。モテたいが為だけに目指しているよ」
B「動機が不純すぎる」
A「だから、ひたすらモテそうな料理を練習してる」
B「モテそうな料理ってなんだよ」
A「まず、タピオカミルクティー」
B「ドリンクじゃねえか」
A「マリトッツォ」
B「流行ったのか流行ってないのかよくわかんないやつ」
A「バナナジュース」
B「またドリンクじゃねえか」
A「チーズ牛丼」
B「それ食べ物が流行った訳じゃねえから」
A「チョコミント」
B「味じゃんそれ」
A「食べるラー油」
B「調味料じゃん」
A「でかいわたあめ」
B「もうさっきからまともな料理一個もないぞ」
A「お前さっきから文句ばっかだな。じゃあお前は何か作れるのかよ？」
B「肉じゃがくらいかなあ」
A「！？お前、そんな女の子に作って欲しいNo1料理で俺を落とす気か？」
B「そんな訳あるか！もういいわ！」
A・B「ありがとうございましたー」
