A・B「どうもー」
A「やー、聞いて聞いて。こう見えても僕、野球選手を目指しているんですよね」
B「え?今からって遅くない?」
A「誰だって可能性は無限大だろ!」
B「いやよくわかんないけど、好きにしたらいいんじゃないの」
A「でもさ、ちょっとポジションに迷っててさ」
B「へえ、何と何?」
A「セかパか」
B「それポジションじゃないよね」
A「野球選手としての立ち位置だよ。セの方が人気出そうだけど、パの方が玄人っぽいじゃん?」
B「お前あんまり野球詳しくないだろ」
A「バカにすんなよ、俺のバッティングは凄いぜ」
B「へえ、そうなんだ」
A「王選手の1本足打法をヒントに3本足打法というのを編み出した」
B「足は3本も無いぞ」
A「男には股間に3本目の足があるのさ」
B「その足小さすぎませんか」
A「二死満塁で出番が回ってきました!」
B「なんだ急に」
A「おーっと出た3本足打法ー!」
B「世間に受け入れられてるのか」
A「デッドボール!3本目の足にボールが直撃ー!押し出しサヨナラ勝ちー!」
B「試合には勝ててもその後の人生負けてないそれ?」
A「さあ勝利者インタビューです。Aさん最後の3本足打法は壮絶でしたね」
B「インタビュー受けて無いで病院行けよ」
A「ええ、まだ3本目の足がうずいてます。優しくさすってくれませんか?」
B「インタビュアーにセクハラすんな」
A「3本目の足がもう使い物にならないので明日からはピッチャーをやります」
B「急なポジションチェンジだな。いきなりピッチャーなんて出来るのかよ」
A「僕にはまだ股間に魔球が2つありますから」
B「男から女にポジションチェンジする気か。もういいわ」
A・B「ありがとうございましたー」